2024年3月1日、J1リーグ第2節 川崎フロンターレ対ジュビロ磐田の試合は、4-5という激しいスコアでジュビロ磐田が勝利しました。 この試合の決勝点となった後半AT。磐田のジャーメイン選手が勝ち越しゴールを決めたかに見えました。しかし、この直後VARが介入…
野球の試合を観戦していると、指名打者(DH)というポジションを目にすることがあります。指名打者がいる試合があればない試合もあります。 具体的にどういうルールなのかよく分からない! という人もいるかと思います。そこで今回は、DHのルールを解説します。
公認野球規則を読んでみると、守備妨害に関する規則は攻撃側プレーヤーはもちろん、それ以外のことも想定されていて、内容は多岐にわたります。誰が妨害したのかによって処置の仕方が変わってくるので、整理して理解しておかないと結構大変。 そこで、今回は…
日本プロ野球(NPB)では、2018年から、審判員の判定に対してチームが疑義を抱いたとき、審判員にビデオ判定を求める「リクエスト」制度が導入されています。 どんなプレイでも、何回でもリクエストを要求できるわけではなく、「リクエスト」にもルールが定め…
2023年12月22日、MLBが2024年シーズンに向けたルール改正を発表しました。 www.mlb.com MLBにおけるルール変更であり、日本のプロ野球などで適用されるルールではありませんが、MLBを観戦する方や、野球規則を勉強されている方ははぜひ知っておいてほしい内…
2023年12月15日、日本野球規則委員会から野球規則の改正について発表されました。 npb.jp 2024年度は、大きく9項目が改正されました。 本塁からバックネットまでの距離とか、タイブレークとか、ピッチクロックとか、いろいろ野球のルールが話題になっていま…
守備側の選手がDOGSOの4要件を満たしている状況でファウル。しかし、攻撃側の選手がそれでもなおプレーを続け、主審はアドバンテージのシグナル。そしてシュートが決まったら? 守備側の選手にはカードの提示があるのでしょうか。
激闘という言葉がふさわしい、ものすごい試合でした。J1昇格を決めた東京ヴェルティの皆さんやサポーターの皆さん、おめでとうございます。 www.youtube.com さて、試合の中で決まった得点がいずれもPKだったことから、この試合をさばいた池内主審のPK判定に…
2023J1リーグ第32節 浦和レッズvsヴィッセル神戸戦の後半ATの決勝点のシーンでオフサイドの反則があったとして大きな話題となりました。誤審なのか、競技規則適用ミスなのか、ネット上では混乱しているサッカーファンも多く見られます。 少し時間が経ってし…
2023年9月3日、U-18野球ワールドカップ1次ラウンドB組の第3戦のアメリカvs日本で4回裏、不可解な事象が起こりました。 ネット上でも話題となったのは「ダブルプレイのはずなのに審判団が得点を認めた」ことですが、その他にも映像を見返していて「あれっ?」…
まさか日本シリーズで2度も起こるとは…!私もびっくりです。 天井に打球が入る事象が起こる都度、「エンタイトルツーベース」や「テイクツーベース」を調べていらっしゃる方も多いようなので、今回の事象をもとに解説を書くことにしました。
2012年2012年7月12日、夏の全国高校野球・神奈川県大会1回戦、日大藤沢vs武相の9回裏。 高校野球ファンの間で「サヨナラインフィールドフライ」と称されることの多いこの一件ですが、私は「サヨナラインフィールドフライ」と呼ぶのは適切ではないと思ってい…
2023年6月23日、広島vs巨人戦のダブルプレイは、野球のルールを知っているからこそできるミラクルプレイでした。吉川選手、中田選手のどちらかにちょっとでもミスがあると、このダブルプレイは成立しません。 このプレイのすごさを、関係するルールとともに…
2023年9月4日、日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が開かれ、塁のブロッキングに関するルールの運用変更「ブロッキングベース」について確認されました。 www.nikkansports.com X[旧Twitter]上では早速、このルール運用を検討するき…
サッカーのハンドの反則は、単純に言うと「手や腕でプレーをしてはいけない」なのですが、シンプルなようでルールが非常に難しく、何がハンドで何がハンドではないのか、ファン/サポーターだけでなく、選手でも混乱がみられます。 今回は、サッカー競技規則…
野球規則の中で、走塁妨害(オブストラクション)は、処置の仕方についての理解が難しいルールの一つといえるかもしれません。 ときとして、「えっ!そんなことになっちゃうの?!」というような場合も起こりえます。 走塁妨害が発生した時のルールについて…
ランダウンプレイ(挟殺プレイ)の結果、1つの塁に2人の走者がついてしまうことがあります。 選手が混乱して慌ててしまう様子をときどき見かけますが、どんなルールになっているのでしょうか。 あまり起こらないようでときどき起こるこの場面。ルールを確認…
2023年8月18日、DeNAvs阪神戦で9回表、DeNA三浦監督からのリクエストによってリプレイ検証が行われ、判定が覆る事象がありました。 9回表阪神の攻撃、一死一塁。一塁走者の熊谷選手の二塁盗塁に、遊撃手の京田選手が二塁に入り、両者が交錯しました。当初の…
ストライクゾーンとは、投球がストライクかどうかを判定するための範囲のこと。最近の野球中継やゲームでは画面に表示されるようにもなってきたので、「知ってるよ!」という人はそれなりにいると思うのですが、そのゾーンはルールでどう決まっているのでし…
ボークのルールは、13項目もあってそれ自体理解するのが難しいのですが、ボークにも関わらず打者がヒットを打ったり、牽制球が悪送球になってしまったりしたときはどうなるのでしょう。 めったに起こるケースではありませんが、公認野球規則には、そのような…
2023年8月12日、ロッテvs西武の9回ウラ、サヨナラのシーンだったのですが、まさかの展開で、観戦していた皆さんからは疑問が上がっています。私が確認できた映像をもとに、分かる範囲で解説します。
高校野球の地方大会などでは、「コールドゲーム」という用語を耳にすることがあります。 途中打ち切りとなる試合のことだと何となくわかっている方も多いかと思いますが、全国大会では聞きませんよね。どういうルールになっているのでしょう。
「テイク○ベース!」と審判員に言われて、走者が進塁するシーン、野球でときどき見ることがありますよね。 ボールデッドになったときは何となく「ワンベースもらえる」と思っている方が意外と多いようで、正しく理解されていないような気がしています。 この…
前回の記事では、アピールプレイの【基本編】として、アピールプレイが起こるときやアピールができる期限、審判員へのアピールの仕方などについて解説しました。 num-11235.hateblo.jp 実はアピールプレイってかなり奥が深く、ルールを知っているかどうかで…
野球で、走者の走塁に違反があったとき、そのことを審判員に指摘することをアピールプレイといいます。 どんな場合に該当するのかや、アピールをする方法などについて、公認野球規則とともに確認していきましょう。
2023年7月13日 高校野球選手権熊本大会2回戦 八代vs翔陽の試合。 9回表、八代高校の投手は脚がつってしまいました。八代ベンチから水が届けられましたが、それ以後も何度も足を伸ばします。しかし八代はそれで守備のタイムを取り終えたと考え、マウンドに行…
2023年7月28日、楽天vs西武戦で5回表の攻撃。 二死一・二塁で長谷川選手はレフト前にヒット。二塁走者の栗山選手が三塁に向かう途中、ベース手前で三塁手のマイケル・フランコ選手と接触しました。 栗山選手は三塁到達後、三塁塁審に接触をアピールしました…
高校野球選手権神奈川大会決勝 横浜vs慶應の試合は、大熱戦でした。 この試合で非常に大きな話題となったプレイについて、今回は様々な批判もあるでしょうが、敢えて自分の意見を書くことにしました。 慶応が2点を追う9回無死一塁。セカンドゴロで4―6―3と渡…
今週のお題「自由研究」 2年前、東京オリンピック・パラリンピックを見ているときに、私が夏の自由研究として、以前から気になっていたこのテーマについて、調べてみた結果のまとめです。過去の焼き直しになっちゃいますが、このお題のチャンスを生かし、は…
今週のお題「自由研究」 2年前、東京オリンピック・パラリンピックを見ているときに、結構真剣に取り組んだ自由研究がありました。過去の焼き直しになっちゃいますが、このお題のチャンスを生かし、はてなブログへの引っ越しも機に、再構成して紹介し直そう…