numの野球・サッカーのルール解説

野球やサッカーの観戦をしていて、ルールが分からず「今のはなんでこういう判定なの?」と疑問に思うようなプレーに、競技規則から判定の理由についてアプローチします。

先に掴んだのは河野?横浜FMvs岡山、諏訪間のDOGSO退場になぜVARはOFRを勧めなかったのか

2026年11月7日の明治安田J1リーグ第14節、横浜F・マリノス対ファジアーノ岡山で、横浜FMの諏訪間幸成選手が後半開始直後にDOGSO(決定的な得点機会の阻止)で退場となりました。VARのチェックは行われましたが、OFR(オン・フィールド・レビュー)は行われず、判定はそのまま確定しています。

SNSでは、先に掴んだのは河野選手ではないか、せめてOFRで確認してほしかった、といった声が上がりました。この記事では、主審の位置から見えたと考えられる場面と、リプレイで見える場面を分けて整理します。そのうえで、VARがなぜ介入しなかったのかを考えます。

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振り逃げ3ランはなぜ成立した?三振なのに3点入った理由を野球規則で解説

2007年夏の神奈川大会準決勝、横浜高校と東海大相模高校の試合で起きた「振り逃げ3ラン」。

「三振なのに、なぜ3点入ったの?」

と思った人も多いかもしれません。三振で攻守交代だと思った横浜の選手たちがベンチへ戻るなか、打者の菅野智之選手と走者2人が次々とホームイン。守る選手のいないグラウンドを走る姿は、今も語り継がれる珍しいプレイです。

しかし、なぜ菅野選手は一塁へ走ることができたのでしょうか。捕手が投球をミットに収めていたのに、なぜ振り逃げが認められたのでしょうか。

このプレイを野球規則に照らして理解するには、押さえておきたいポイントが4つあります。順番に見ていきます。

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クリアしようとしたのにオフサイド? 神戸vs名古屋、「意図的なプレー」の基準を解説

2026年10月31日のJ1第13節、ヴィッセル神戸対名古屋グランパスの75分。神戸のジエゴ選手が押し込んだボールはゴールネットを揺らしましたが、オンフィールドレビュー(OFR)の結果、オフサイドで得点は取り消されました。

ジエゴ選手にボールが渡る直前、名古屋の藤井陽也選手がボールに触れています。「相手が触ったのに、なぜオフサイド?」と感じた人もいるでしょう。

守備側の選手がボールに触れても、オフサイドがリセットされるとは限りません。分かれ目は、その接触が競技規則上の「意図的なプレー」だったかどうかです。この記事では、リセットの条件と、この場面がOFRになった理由を考えます。

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なぜPKじゃない?ファウルならDOGSOで退場?柏vs浦和、金子拓郎が倒れた場面を検証

2026年10月31日のJ1第13節、柏レイソル対浦和レッズの56分。柏が1-0でリードしていた場面で、浦和の金子拓郎選手がペナルティーエリア(PA)付近で倒れました。主審の判定はノーファウルで、オンフィールドレビュー(OFR)も行われず、判定は変わりませんでした。

SNSでは浦和サポーターを中心に、「PKではないのか」「DOGSOで退場ではないのか」という声が多く上がっています。

この記事では、この場面を競技規則に照らして、PKかどうか、ファウルかどうか、DOGSOかどうか、VARはなぜOFRを勧めなかったのか、の順に整理します。

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なぜサッカーで手に当たったものが「全部ハンド」じゃないのか?約100年前の審判への指示を読む

サッカーの試合でハンドの判定が話題になると、SNSではこんな声をよく見かけます。「手に当たったら全部ハンドにすればいい。そのほうがシンプルで公平だ」。

たしかに一理あります。基準を「当たったかどうか」だけに絞れば、審判員によって判定が分かれることは少なくなりそうです。

ところが、約100年前の競技規則には、次のような審判員向けの指示が残っていました。

ボールが腕に触れるたびに競技者を罰するのは、最も楽な道かもしれない。しかし、それが意図的な行為でない限り、そうすることは正義ではない。

この記事は、「全部ハンド」派の人を説得するためのものではありません。競技規則がこの問題をどう扱ってきたのか、歴史をたどる読み物として楽しんでいただければと思います。

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