numの野球・サッカーのルール解説

野球やサッカーの観戦をしていて、ルールが分からず「今のはなんでこういう判定なの?」と疑問に思うようなプレーに、競技規則から判定の理由についてアプローチします。

サッカーのルール

「誤審か?」より大事な話──興國vs東福岡オフサイド判定を冷静に考える

興國 vs 東福岡戦のオフサイド判定を巡って、多くの議論が起きている。しかし、その多くは“本来の論点”とは少し違う場所で語られているように見える。結論から言えば、この場面は競技規則上オフサイドであり、ノーゴールとすべきだった。ただし、SNSで広がっ…

疑惑の判定?なぜオフサイドは見逃されたのか 興國vs東福岡

全国高校サッカー2回戦 興國vs東福岡戦の同点ゴールとなったシーンを振り返ります。 オフサイド見逃しに対して厳しい批評がありますが、なぜオフサイドに気づけなかったのかについて考察します。

これはハンド?これはなぜノーハンド?その違いとは

今回は、2025年10月4日、明治安田J1リーグ第33節 浦和vs神戸戦の、ハンドの判定に関する2つの事象を取り上げます。浦和vs神戸戦って、やっぱり何かが起こる試合なんでしょうか。

VARは介入すべきだったのか?岡山vs名古屋“幻の同点弾”を映像で検証

今回は、2025年9月13日、明治安田J1リーグ第29節 岡山vs名古屋戦の90+4分57秒のシーンを取り上げます。 すでにいろいろな方が解説をされていますが、私は中継映像を見ていて「VAR制度について改めておさらいするのによいシーン」だと感じたので、ピックアッ…

クラブワールドカップで適用の、サッカー競技規則2025/26改正ルールを確認しよう

今日から始まったFIFA クラブワールドカップ2025では、サッカー競技規則2025/26が適用されます。既に発表されている内容ですが、実際に試合で適用されているのを見ると改めて気づくこともあるかと思います。 今回は、開幕戦であるアルアハリvsインテル・マイ…

浦和の2点目にオフサイドやハンドの反則はなかったのか 浦和vsFC東京

今回は、2025年5月17日の明治安田J1リーグ第17節 浦和vsFC東京 80分のシーンを取り上げます。VARによるチェックは2回に分けて介入し、合計8分に及びましたが、最終的には松本のゴールとなりました。非常に難しい判定となったこのゴールを振り返ります。

サッカー競技規則2025/26改正、ゴールキーパーに8秒ルールが適用される!

2025年3月1日、国際サッカー評議会(IFAB)は、サッカー競技規則2025/26の改正を承認しました。これにより、これまでゴールキーパーが6秒以上手でボールを保持した場合に相手に間接フリーキックが与えられる「6秒ルール」について、制限時間が8秒となる一方…

非常に難しいオフサイドの判定!VARはどうして介入したのか?

ジェバリの放ったループシュートのスーパーゴールは、残念ながらオフサイドで取り消しに。 「どこがオフサイドなの?」 「納得できません!」 「ルール上オフサイドなのは分かるが、ルールが理不尽じゃないか?」 など、いろいろな意見が飛び交うこの判定に…

脳震盪による交代があったとき、相手チームの交代枠は?

できれば起こってほしくないことですが、接触プレーがつきもののサッカーでは、脳震盪によりプレー続行が困難になることがあります。 2024/25の競技規則改正で「脳震盪の疑いによる交代ルール」が導入され、このブログでも2024年6月に一度このルールについて…

主審にボールが当たったらドロップボール?それともやっぱり審判は石ころ?

今回は、X(旧Twitter)上で話題となった、2025年4月19日のJR東日本カップ2025 第4節 筑波大学vs桐蔭横浜大学戦 のシーンを取り上げます。 主審にボールが当たったら、その後はどうなる? 審判は石ころではないという理解が進んだ(?)一方、審判にボールが当た…

手に当たっているけどノーハンド 2025 J1リーグ 京都vs広島

今回は2025年3月29日、明治安田J1リーグ第7節 京都vs広島50分のシーンを取り上げます。 ペナルティーエリア内で守備側競技者の手にボールが触れましたが判定はノーハンド。それがなぜなのかについて解説します。ハンドの反則の見極めは、本当に難しいです。

珍しいケースのオフサイドライン。なぜここなのか分かりますか?

今回は2025年3月16日、明治安田J1リーグ第6節、広島vs柏37分のシーンを取り上げます。 VARオンリーレビューの結果、判定はオフサイドとなりましたが、オフサイドラインを示す青い線の位置が気になった人が多いようなので解説します。

パッと見ただけでは難しい!どうしてオフサイド?-ACLE 上海申花vs川崎F

今回は2025年3月5日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)決勝トーナメント1回戦第1戦、上海申花vs川崎F33分のシーンを取り上げます。 パッと見ただけでは、どうしてオフサイドなのか分かりづらいこのシーンについて、オフサイドの判定なのにオ…

相手のチャンスを潰したのになぜノーカード?これはDOGSO?SPA?

今回は2025年3月2日、明治安田J1リーグ第4節、広島vs横浜FC63分のシーンを取り上げます。 相手のチャンスをファウルで潰す、タクティカルファウルと呼ばれる事象に関して、カードが出る基準について考えます。

VARはどこまでさかのぼれるのか?APPとは?

今回は2025年2月22日、明治安田J1リーグ第2節、名古屋vs神戸81分のシーンを取り上げます。 連続で神戸戦をピックアップしていますが、たまたま私が気になったシーンが神戸戦にあっただけのことで、ヴィッセル神戸には何の恨みもありません。 VARがプレーをさ…

神戸vs浦和、ハンドでノーゴールはなぜ?

今回は2025年2月15日、明治安田J1リーグ第1節、神戸vs浦和81分のシーンを取り上げます。 ゴールはどういうときに認められるのか、ハンドはどういう時に判定されるのかについて解説します。 浦和サポーターである私が、ひいき目ぬきで、審判目線でDAZNの映像…

ファウルスローってなに?やったらどうなる?

サッカーの試合中、スローインをした瞬間突然副審の旗が上がって左右に振られ、主審が「ピーッ!」とホイッスル。 そうです、ファウルスローの判定です。 笛が吹かれると思っていない突然のタイミングなので、何が起こったのかとびっくりする人も多いことで…

サッカーの試合の最後の最後にやってくる、PK戦のルールとは?

サッカーでは、延長戦を行わない場合や延長戦でも決着がつかない場合、PK戦で勝敗を決めます。 Jリーグのリーグ戦で見ることはまずありませんが、高校サッカーや天皇杯・皇后杯といったトーナメント戦で絶対に勝敗をつけなければならないときに行われます。 …

サッカー競技規則2024/25改正、PKのルールはこう変わった!

日本サッカー協会は、2024年5月23日、サッカー競技規則2024/25の改正について通達しました。 サッカー競技規則2024/25でのPKルールの変更点は次の2点です。 PK時のボールの置く位置 キッカーがボールを蹴る前に他の選手がペナルティーエリアに侵入した場合の…

サッカー競技規則2024/25改正、脳震盪の疑いによる交代ルールはこうなった!

日本サッカー協会は、2024年5月23日、サッカー競技規則2024/25の改正について通達し、これまでトライアルだった脳震盪による交代について、正式に競技規則に記載し、オプションとして認められることとなりました。改正で発表されたルールは、これまでトライ…

DOGSOの4要件とは?なぜ一発退場になるのか|SPAとの違いも図解で解説

DOGSO(ドグソ)とは、決定的な得点機会の阻止。守備側が反則を犯し、4要件をすべて満たすと一発退場になります。 この記事では、DOGSOの4要件、SPAとの違い、ペナルティーエリア内で懲戒が一段下がる条件などを、サッカー競技規則2024/25に基づいて図解と実例…

DOGSOはペナルティーエリア内ではSPAになる?――サッカーのルールのよくある誤解

ジャッジリプレイ効果もあって、DOGSOという用語はサッカーファンにも浸透してきたようですが、「DOGSOはペナルティーエリア内ではSPAになる」という認識の方がいらっしゃるようです。 それ、実は誤解です。

判定を覆すことはできるのか?水戸vs長崎

2024年6月2日の J2リーグ第18節 水戸ホーリーホック vs V・ファーレン長崎戦で、試合終了間際、当初ファウルなし、スローインで再開としていた判定が、ファウルでPKに変更となる事象が起こりました。 VARのないJ2において、主審が一度下した判定が変更になっ…

VARにまつわるよくある誤解

SNSを見ていると、(自分にとって)納得できる判定を主審が下さなかったことや、VARが介入したことで(自分にとって)納得のいかない裁定となったことから、様々な反応を目にするのですが、中にはそもそもVARについて誤解や勘違いをしているのではないかと感…

2024J1第7節 春のGK〝DOGSO祭り〟それぞれを解説。

2024年4月7日のJ1リーグ第7節は、ゴールキーパーによるDOGSOが3事象起こる〝祭り〟状態になりました。 川崎F vs 町田 70:22 谷選手 神戸 vs 横浜FM 74:09 前川選手 広島 vs 湘南 47:08 ソン選手 今回は、それぞれの事象について解説していきます。

【サッカー】警告(イエローカード)や退場(レッドカード)になるのはどんなとき?

サッカーでは、ファウルや不正な行為が行われたとき、主審により警告(イエローカード)や退場(レッドカード)が提示されます。 主審はどういう基準でカードを提示するのでしょう。競技規則の記述をもとにまとめました。

【サッカー】脳震盪の疑いによる交代のルール:正しくルールを理解しよう

2024年4月20日、「Jリーグが脳震盪による交代の競技規則改正へ」というニュースを目にしました。 www.sponichi.co.jp どうやらサッカー競技規則2024/25の中に正式に脳震盪の疑いによる交代が盛り込まれ、このルールが永続的に認められるようになるようです。…

なぜ交代ができなかったのか?名古屋対横浜FM

2024年3月30日、J1リーグ 名古屋対横浜FM戦で、横浜FMが選手交代の準備をしていたタイミングで渡辺選手が足を痛め、交代せざるを得なくなりました。この間、名古屋側は2人の選手交代が認められたのに対し、横浜側は選手交代が認められず、負傷で渡辺選手がピ…

ゴール取り消しでPK!なぜこの判定になったのか

2024年3月1日、J1リーグ第2節 川崎フロンターレ対ジュビロ磐田の試合は、4-5という激しいスコアでジュビロ磐田が勝利しました。 この試合の決勝点となった後半AT。磐田のジャーメイン選手が勝ち越しゴールを決めたかに見えました。しかし、この直後VARが介入…

【サッカー】DOGSOだけどアドバンテージが適用されたら?

守備側の選手がDOGSOの4要件を満たしている状況でファウル。しかし、攻撃側の選手がそれでもなおプレーを続け、主審はアドバンテージのシグナル。そしてシュートが決まったら? 守備側の選手にはカードの提示があるのでしょうか。