numの野球・サッカーのルール解説

野球やサッカーの観戦をしていて、ルールが分からず「今のはなんでこういう判定なの?」と疑問に思うようなプレーに、競技規則から判定の理由についてアプローチします。

【野球規則2026改正】ハイブリッドポジションはこう扱う ― 高野連通知が示した「運用の明文化」

2026年1月29日、日本高等学校野球連盟は「セットポジションの投手に関する規則改正(ハイブリッド)について」の通知を出しました。

本稿では、公開された通知文に基づき、試合現場での申告手順、球審のジェスチャー、そして判断を誤るとボークとなる「禁止事項」について、審判目線で実戦的に解説します。

※本稿は高野連の公式解釈や見解を代弁するものではありません。あくまで、公開された通知文の内容と、筆者自身の審判経験を踏まえ、高校野球の現場でどのように受け止め、備えるべきかを整理したものです。

※公認野球規則2026年改正の全体像については、別記事で整理しています。
公認野球規則2026改正まとめ

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振り逃げの条件とは?一塁走者がいる時の例外と「三振なのにアウトじゃない」理由を解説

三振なのに、打者が走っている――。
野球観戦で一度は目にする「振り逃げ」と呼ばれる場面。初めて見たとき「なぜ?」と疑問に思う人は多いことでしょう。
実はそこには、野球の歴史や、守備側の“ずるい併殺”を防ぐための仕組みが隠れているんです。
この記事では、公認野球規則に基づいた振り逃げ成立の3条件から、一塁走者がいるときの例外、「見逃し三振」でも走れる理由までを詳しく解説します。
次に野球の試合中で振り逃げが起きても、もう迷いません。

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【野球規則2026改正】ハイブリッドポジションの「運用」 ― 実際の試合ではどう扱われるのか

ハイブリッドポジション解説の第1弾では、その導入に至る背景を整理し、第2弾ではワインドアップ/セットポジションとの関係から定義を確認してきました。

シリーズ第3弾となる今回は、「実際の試合ではどう扱われるのか」という運用面に踏み込みます。

結論から言えば、ハイブリッドポジションで問題になるのは足の置き方だけではなく投手がどのポジションで投げると通告したか、 そしてその後の投球動作が一貫しているかです。

以下、MLBの実例を参照しつつ、ハイブリッドポジションが試合でどのように判断され、どのような手順で扱われるかを整理します。

※公認野球規則2026年改正の全体像については、別記事で整理しています。
公認野球規則2026改正まとめ

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【野球規則2026改正】ハイブリッドポジションとは何か ― ワインドアップ/セットポジションの定義から整理する

前回は、ハイブリッドポジション導入に至ったバウアー事件の経緯を振り返り、その背景を整理しました。

今回は、「そもそもハイブリッドポジションとは何なのか」を、ワインドアップポジション、セットポジションの定義と照らし合わせながら整理します。

※公認野球規則2026年改正の全体像については、別記事で整理しています。
公認野球規則2026改正まとめ

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【野球規則2026改正】ハイブリッドポジション導入の背景とバウアー事件

公認野球規則2026改正で大きな変更点となる、ハイブリッドポジションの導入。

今回は、なぜこのような改正が行われることになったのか。
その発端と背景を整理します。

新シーズン開始前に、「なぜこのルールが必要になったのか」を整理するための材料として、目を通してもらえると幸いです。

※公認野球規則2026年改正の全体像については、別記事で整理しています。
公認野球規則2026改正まとめ

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